【コラム】野菜だけって美味しくないでしょ?その常識を変えてみせた試行錯誤の日々。

こんにちは、レシピ制作専門スタジオ、菜々食クッキングクラス事務局でございます。

最近、何かと話題になっている野菜中心料理。

「菜食のみ、季節の御料理重」:photo&recipe by SAYURI IBUSUKI2021

※お重に盛り付けている料理は全て動物性不使用、精進料理、完全無添加食品

さて、そんなヴィーガンについてですが、

「ヴィーガン料理って何?」「話題になっているから興味はある」

という方も多いのではないでしょうか。

まずは、ヴィーガンの歴史から振り返っていきたいと思います。

ヴィーガンとは、1944年、イギリスで「The Vegan Society」(ヴィーガン協会)が設立された際、ヴィーガンという言葉が生まれたと言われています。

卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことで、酪農製品を食べないベジタリアンというのが定義。

近年、BBCニュース(英国)によれば、イギリス国内におけるヴィーガン人口は10年間で3.6倍に増加したとか(全人口の14%に相当)。

この数字から分かる通り、諸外国ではごくごく一般的なライフスタイルであることがわかります。

100人中、だいたい15人程度ということなので、さほど、珍しいわけではないようですね。

諸外国と比較すると、日本ではまだまだベジタリアンの割合は少なく、全人口の4.5%ほどだと言われています。

ただ、近年の環境変化、農業、食糧生産、森林破壊が気候変動を押し進めている主な要因だという見解もあり、ますます、ヴィーガンへの関心が高まっているようです。

気候変動対策の一つとして、「食品ロスを減らすこと」はもちろん、「肉食を少しでも減らすこと」が重要ではないかと言われています。

そのため、今後もヴィーガンに取り組む方が増えることが予想されます。

さて、そんなヴィーガン料理ですが、当方でも非常に力を入れているジャンルになります。

当スタジオ、教室を主宰する指宿さゆり先生は神戸出身。

アメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、様々な方面の先生方の元で経験を積まれ、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰されました。

その当時、今ではオーガニックや菜食、玄米食などはかなり一般的になりましたが、日本国内では、まだまだ広がりを見せていませんでした。

わずかながらヴィーガン料理もありましたが、残念ながら

「お店で食べるとあまり美味しいとは思えない」「玄米がなかなか美味しく炊けない」

「パートナーから不評だった」「健康のためとはいえ、続けられない」

という声が多いのが現状でした。

そこで先生は、神戸スタイルの新しいお料理教室として、オーガニックの要素を取り入れオリジナルの料理やパーティ・おもてなし料理を提案していきます。

これまでに多くの卒業生を輩出し、卒業生による料理教室は神奈川県、京都府、鳥取県、長崎県など、東日本から西日本まで、幅広いエリアで開業。カフェ店舗開業では兵庫県明石市・西脇市で開業し、教室で学んだレシピがメニューに。

なぜ、先生は「ヴィーガンなのに美味しい、見た目も綺麗、そして健康、安心の出来るだけの無添加食品」を実現できたのでしょうか?

先生の料理の特徴は、神戸ならではの洋食文化はもちろんのこと、和食、中華、イタリアン、フレンチ、エスニック、様々な料理の基礎、確固たる基盤をベースにしつつ、菜食にアレンジ、時代の変化に合わせた改良と試行錯誤、生徒の方の反応、体質の変化などをダイレクトに反映しているということ。

そして、産地直送会社、農地見学、調味料生産メーカーの現地調査など、食材や調味料などの視察経験も豊富にあり、各企業の新商品、サンプルを提供いただくことも多いのです。

単に動物性食品を使わないというだけではなく、

「実際に食べて驚くほど美味しかった」

「写真に撮って自慢したくなった」

「菜食、ヴィーガンに抵抗のあるパートナーが喜んでくれた」

などなど、数えきれないほどの喜び声をいただいています。

先生の料理のもう一つの特徴として、

パーティ料理、おもてなし料理だけではなく、

「えっ!こんな料理も???」というアレンジも魅せてくれます。


そう、こちらはなんと、焼き鳥。

先生はハイリッチなお店だけではなく、共同代表と共に焼き鳥屋に行けば、

「なぜ、この料理はおいしいのだろうか?」

「たくさんの人に愛されている理由は何だろうか?」

と、実食しながらの研究が始まります。

先生は過去に某グルメサイトにて、「三田・篠山・西脇(兵庫県) 行きたい 総合 1位」、

「三田・篠山・西脇(兵庫県) 行きたい 月間 1位」、「三田・篠山・西脇(兵庫県) 投稿 月間 1位」という記録も持たれているほど、色んな飲食店を巡っています。


「神戸と言えば、粉モン文化、実は奥が深い」とおっしゃるだけあり、

お好み焼きについても、かなり詳しいようです。

どうすれば、お店のような味に仕上がるか、

フワフワのもの、カリカリのもの、具材は何を使っているのか、小麦粉などの配合、などなど。


こちらもヴィーガン、動物性不使用の焼き豚風。

焼き豚の美味しさの理由は何か?下味の付け方と焼き加減、そして、盛り付け方、添える野菜は何を選び、何を魅せていくべきなのか。

日々の積み重ねの結果、本当に美味しいと思える料理を、今日も探求されています。

---------------------------------------------------------------------------

▼教室やスタジオに興味のある方はコチラへ▼

◆指宿さゆり先生について

神戸出身。日本やアメリカなどでパーティ料理やオーガニックを学び、2002年に「菜々食CookingClass」を主宰。これまでに多くの卒業生を輩出し、東日本から西日本まで幅広いエリアで料理教室が開設され、カフェなどの開業実績も多数。

「レシピ制作専門スタジオ」では料理部門の代表として、オリジナルレシピ開発、連載レシピ記事、料理動画のメニュー監修、大手家電メーカーとのタイアップ企画、飲食店のメニュー開発などに従事している。

◆レシピ制作専門スタジオ/菜々食クッキングクラスについて

2002年より神戸の新しいお料理教室として、オーガニックの要素を取り入れオリジナルの料理やパーティー・おもてなし料理を提案。レシピ制作専門スタジオでは、企業向けのオリジナルレシピ開発、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、料理動画コンテンツ、飲食店のメニュー開発などを提供中。

◆ヴィーガン料理の実績

2002年より20年近い経験、各ジャンルの料理をベースにしたヴィーガン料理を提供。

これまでに1200品をこえるヴィーガン料理を制作、監修、料理撮影の実績有。

【Mail】recipeibusuki@gmail.com

【Twitter】 https://twitter.com/SaishokuCooking

【アメブロ】https://ameblo.jp/saisaishokucookingclass

【Facebook運営】「究極の料理・至福のグルメ】作って食べたりグルメを紹介したり!」https://www.facebook.com/groups/240256206104363

IBUSUKI SAYURI

2002年に料理教室を開講。ジャンルレスのオリジナルの料理やパーティー・おもてなし料理を提案しています。現、レシピ制作専門スタジオ。

0コメント

  • 1000 / 1000