【タイアップ】MAKFA社「そばの実」とのコラボレーション!
こんにちは。
菜々食クッキングクラスの事務局スタッフです。
料理教室のスタッフよりタイアップ関するご報告を。
最近では「専門の方に商品を試してほしい」
「商品の魅力や使用感をソーシャルメディアで発信してほしい」
そのようなご相談を多くいただくようになりました。
あるテレビ番組では蕎麦の実がダイエット食品として紹介されたこともあり、
蕎麦のみに関心のある方も増えているのではないでしょうか。
そんな中、MAKFA(マクファ)社という会社の
蕎麦の実の商品とタイアップをさせていただきました。
蕎麦の実はロシアでは国民食として親しまれていて、
スーパーフードとして注目もされています。
抗酸化作用があるポリフェノールの一種である
「ルチン」が豊富に含まれているのが蕎麦の実。
今回、教室ではシンプルに蕎麦の実ご飯にして試食することになりました。
いつものご飯、おかずにちょっと加えるだけで、ヘルシーになるのはいいですね。
玄米ご飯と一緒に炊いて蕎麦の実ご飯にしたり、ボイルした蕎麦の実を
サラダに入れたり、アレンジも色々できます。
今回のタイアップ先がMAKFA社ということを聞き、
MAKFA社について調べることにしました。
MAKFA社では色んな商品を展開されていることもあり、
動画はMAKFA社がアップロードしている商品紹介の動画になります。
MAKFA社の食に関する考え方を知ることができますね。
さて、蕎麦の実と言えば、スタジオでは以前より手打ち麺のプロジェクトを始めていたこともあり、
手打ち蕎麦に関する発信も多くしています。
何より当教室の先生は大の蕎麦好き。
国内の蕎麦店も多く訪問し、県外の蕎麦店との交流もあるそうです。
Facebookグループではいくつもの蕎麦好きが集まる
グループを運営されています。
●全国蕎麦料理部(お蕎麦と料理)
●関西蕎麦部(蕎麦好きグループ)
また、スタジオでは手打ち蕎麦をしています。
これまでに先生を含めて、数多くの蕎麦打ちのお店を訪問してきました。
スタジオのある兵庫県内にある有名なお店、都心部から離れたお店など
色んな場所を巡り、兵庫県だけではなく、大阪府、京都府、滋賀県、
長野県、福井県、愛知県、栃木県、茨木県など様々な地域の蕎麦店を訪問しました。
数多くのお店を訪問して感じるのは、そのお店によって”個性”があるということ。
蕎麦を作るために必要な材料は、蕎麦粉、つなぎ粉、打ち粉、水とシンプル。
こちらは実際の蕎麦に関する写真になります。どれも美味しそうですね!
ここからは料理教室を通じて指宿さゆり先生などから
お聞きして学んだことをシェアしたいと思います。
10割蕎麦であれば、つなぎ粉は必要ありませんから、
蕎麦粉と水さえあれば、作ることができます。
蕎麦粉と水を混ぜ合わせるだけで作れるにも関わらず、
蕎麦打ちの教室があり、蕎麦打ちの道場があり、検定や認定試験もあります。
なぜなのでしょうか?それは、蕎麦打ちはシンプルでありながら、
そのわずかな”差”が、大きな違いであるからだそうです。
例えば、蕎麦粉。北海道や福井県、長野県など様々な産地があり、産地によって
蕎麦粉の特徴がありますし、時期によっても違いがあるとか。
スタジオのつながりで、先生たちは北海道から蕎麦粉を仕入れています。
北海道産の蕎麦粉は色々ありますが、
仕入れているのは一般的に流通していない蕎麦粉だとか。
蕎麦粉は品質管理が難しく、流通するためには流通経路でも耐えるだけの
包装や梱包、パッケージングが必要ですし、何より安定して供給できるかどうか、
消費者のもとに届くまでの管理も必要になってきます。
これは案外、簡単にできることではありません。
まだまだ、地元だけで流通している”地粉”というものが多くあり、
消費されているものもかなり多いということも知りました。
自分で蕎麦を打たなければ、こうした生産者の背景も知ることはなかったでしょう。
そして、水。
蕎麦打ちに使用する水の品質はかなり重要で、
これは兵庫県宝塚市にある蕎麦店主に取材した際に聞いた話です。
「私は静岡県の老舗で修業をしてから、兵庫県で出店しようと思って。
お店の場所を宝塚で見つけ、静岡県で修業していた頃と同じように
蕎麦をうってみたそうです。
ところが、これが全くうまくいかないそなんです。
うまくいかないというのは、味がまるで違うというか。
打ち方は間違っていないのに、なぜか、修業していた頃の味にならない。
不思議だと思いませんか?同じ風に打っているのに、味が全然違うというのは…
この話を聞き、改めて蕎麦打ちの奥深さを知りました。
なぜ、静岡県で打っていた方法と同じようにやっても
うまくいかなかったのでしょうか。
答えは、水にありました。
それは、水質の違い。水の品質こそ、蕎麦のクオリティを左右するのです。
蕎麦の名店と言われる店主たちは、東京や大阪、京都にある有名店で修業し、
都心から離れた場所でお店を出店していることが多いです。
これが不思議で仕方がありませんでした。
なぜ、都心からアクセスのよくない場所に出店するのだろうか?
このヒントこそ、さきほどの水質の話になるのです。
私の予想ですが、店主たちは蕎麦打ちに適した”水”を求めていたのではないかと思います。
手打ち蕎麦を始め、水の質はかなりこだわるようになりました。
水道水ではなく、しっかりと天然水を使っています。
そして、蕎麦打ちには良質な蕎麦粉、良質な水が大切であり、
加えて、打ち手の技術も欠かせないものです。
打ち手の技術と言うのが、まさに腕の見せ所であり、
蕎麦打ちの師範、達人と言うのは、技術のレベルが違います。
例えば、伝説のそば打ち職人・高橋邦弘氏。
本でも多く紹介されていますし、あの「情熱大陸」で特集されたこともありますね。
高橋名人以外にも全国各地に蕎麦打ち名人がいますが、
その蕎麦を打つ技術をみると、料理の習得に通じるものがあります。
いい料理、いい食事を目指すためには、
何よりもインプットとアウトプットを繰り返すことが必要ではないかと
先生たちは教えてくれました。
私たち料理教室のスタッフは、先生たちへの道はまだまだ道半ばですが、
少しでも美味しい蕎麦が打てるようになるために励んでいきたいと思います。
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